太宰府政庁・菅原道真の粋な計らいか⁉︎
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そこで、今日は観光スポットの一つ、「太宰府天満宮の真実」についてご紹介いたします。
本来は、左遷された道真公の祟りを鎮める為に彼を神として祀ろうという趣旨で建てられたもの。
しかも「雷」の神様、「天神様」として。
道真公は、いわゆる「成上り者」。儒家の身分から右大臣まで上り詰めます。
写真は下。
道真公は、政治改革をやろうとしますが、藤原一族は既得権益が奪われるのを心配し、道真公と対立します。時平は、時の天皇に「道真が天皇の失脚を画策している」と讒言します。それを信じた天皇は道真公を太宰府へ左遷してしまうのです。
彼は左遷されてわずか2年後に亡くなります。
その後、都では天変地異が起こります。彼を左遷することに携わった高官は雷に打たれて死んでしまいます。朝廷の人たちは、これは道真公の祟りだと怖れ、彼を雷の神として畏れ、祀り、怒りを鎮めようとしたのです。
彼は左遷されていた間、給料はなく、食べ物もなく、与えられた家は、廃墟同然の空き家だったと言われています。
そんな時、一人の老婆が梅の木の枝に餅を刺して、軟禁されていた部屋の天窓から差し入れたのが、梅ヶ枝餅の由来だという説があります。
美味しそうですね。
私は一度に5個くらいは軽く行けます。
「かさの家」というお店が各梅ヶ枝餅の店を仕切っているらしいです。リーダーみたいなものかな。
是非、両方セットでお楽しみください。
ちなみに、私は有名私立中学のお受験前に、太宰府天満宮に行き、参拝料を払って、神殿で正式に参拝させていただきました。
そして、めでたく「不合格」でした。
でも、合格したライバルと高校で同じになったので、公立中学で授業料が安かった分、親孝行だったのかもしれません。それも道真公は見越して、「不合格」にしたのかも、なんてね。