適応障害の雅子さまと女子アナについて
適応障害・・・
それは、明確なストレス要因が存在する病。
うつ病・・・
これは明確な原因が無いのに鬱っぽくなる病。
原因についてご本人がこう答えている。
「結婚前は海外にしょっちゅう出掛けるのが普通の生活だった。しかし、結婚後は自由に海外に行けなくなった。それがストレスになった」
雅子さまが自分と娘の愛子さまの存在意義を見出せなくなったというのだ。
ここで、もうひとりの女性の例を見てみよう。
元TBSのアナウンサー、小林悠さん。
彼女もまた適応障害であると告白した。
夜8時に就寝して、夜中1時半に起床し、2時に家を出て、会社ではテレビとラジオの仕事、その合間にレポーターをやるといった感じで、かなりハードな日々を送っていたようだ。
病状を意識し始めたのは、2014年に広島市で死者70名以上を出した土砂災害のレポートの仕事の時。
現場レポートを終えて、下山していたところ、土砂に足を持って行かれ、首まで土砂の中にハマってしまい、死ぬ思いをしたらしい。この時彼女の心の中で恐ろしいパニックが起こった。
宿泊した部屋も薄い壁とカビだらけの汚ない部屋で、華やかに見える女子アナの世界とはかけ離れた現実を突きつけられた取材だったようだ。
そうした中、今年1月に出たNEWS23のキャスター就任発表、その後に何という絶好のタイミングという感じで出た不倫疑惑報道。
一般人とは生活する世界が違いすぎるこの二人を「適応障害」でくくってしまったが、二人とも強制的にやらされたことではなく、自分で決めて進んできた道。
しかし、その道は苦しい道程だった。
その選択は間違っていたのか。
人生の岐路における選択は難しい。
結局のところ、結果で判断するしかないのか。
このお二人には「人生の選択」について、その重要さは勿論だか、恐ろしさの一面も思い知らされる。